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AIとアナログ、どっちがすごい?似顔絵師が思う、それぞれの魅力

更新日:5月9日

最近よく「AIって似顔絵も描けるんですね!」と驚かれることがあります。

確かに、今のAIは本当にすごい。写真をアップロードするだけで、スタイリッシュな似顔絵があっという間にできあがる。絵のうまさやスピードだけで言えば、正直「負けちゃうかも」と思うこともあります(笑)。


でも――それでも私は、アナログの似顔絵にしか出せない「特別な空気」があると信じています。


ふわふわのワンコが2ひき

“今ここ”を一緒に楽しめるライブ感

アナログ似顔絵の魅力、それはなんといってもライブ感。イベント会場で、目の前で紙に少しずつ表情が浮かび上がっていくあの瞬間。「わあ!」「似てる!」「ちょっと照れる〜」と、描かれている本人だけでなく、周りの人も笑顔になる時間です。

子どもたちの真剣な表情、大人のちょっと照れくさい笑い声――それはその場にいるからこそ生まれる時間。AIにはできない「心のやりとり」が、アナログにはあります。


似顔絵作品は“お土産”以上のものに

イベントで描いた似顔絵を、額に入れて飾ってくださる方もいます。「初めて子どもと出かけた記念に」「還暦祝いに家族全員で」――そんなふうに、お客様の思い出のワンシーンに寄り添えること。それが、似顔絵師としてのいちばんの喜びです。

絵の技術だけじゃない、「その日、その場、その気持ち」を描きとめられるのが、アナログの似顔絵だと思います。


ちょっと立ち止まって

AIがどんどん進化するこの時代に、あえて筆を持ち続ける。それは、時代に逆らうことじゃなくて、「人と人の温度を描きたい」っていう、ささやかなこだわりです。

もしどこかで似顔絵師を見かけたら、ちょっと覗いてみてください。あなたの笑顔を、心をこめて描かせていただきます!


 
 
 

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